
無駄をなくし、働く人を笑顔に。現状最適を疑い、組織を進化させ続ける営業所長の挑戦

現状最適を疑う。根底にあるのは「無駄をなくしたい」という思い
橋村さんは、大和郡山営業所の所長として8年目を迎えられたそうですね。現在のお仕事について教えてください。
大和郡山営業所は、主にお客様のパンの出荷業務を担っています。従業員数が約170名と規模が大きく、私は所長として現場の作業から事務、採用面接まで幅広く担当しています。

今回のテーマは「組織を進化させる挑戦」ですが、日頃からどのような改善に取り組まれているのでしょうか?
特別なことをしている意識はないのですが、基本的には「無駄なことが好きではない」という性格が根底にあります。常に「今の状態が本当に最適なのか?」を考え、変化に合わせてベストな状態になるよう改善を重ねています。
徹底した現場目線ですね。たとえば、どのような「無駄」を見つけて改善されたのですか?
最近の例だと、お昼の便と夜間の便で物量のバランスが変わってきていることに気づきました。お昼の作業負担が大きくなっていたため、お客様へ配送コースの入れ替えをご提案し、一緒に実行していくことで現場の負担軽減を実現しました。
現場のリアルな声から生まれた、食事補助の自主提案
現場の変化を敏感に察知し、お客様も巻き込んで運用を変えているのですね。作業面以外でも取り組まれていることはありますか?
直近では、従業員の「食事補助」の増額を会社に提案し、導入しました。私たちの営業所は食品工場内にあるため、お客様の厳格なルールで飲食物の持ち込みが禁止されています。
お弁当などを自由に持ち込めない環境なのですね。
はい、金属製の水筒しか持ち込めません。そのため食堂を利用していただくしかないのですが、食事代を抑えるために食事を抜いてしまう方もいらっしゃいました。
それでは健康にも良くないですし、労働の効率も下がってしまいますね。
そうなんです。だからこそ、国の所得税非課税枠の拡大に合わせて補助額を上げる提案の資料を自ら作成し、上層部に掛け合いました。福利厚生を強化することで、採用力や定着率の向上、そして何より従業員満足度を上げたいという思いがありました。

楽しく、ラクに働ける環境が、良いサイクルを生み出す
働く人の健康とモチベーションを守るための、素晴らしい改善ですね。橋村さんがそこまで環境改善にこだわる原動力は何でしょうか?
仕事において「従業員の方に楽しく、ラクに働いてもらうこと」が何より大切だと考えているからです。特に体力仕事においては、良い環境で無理なく働けなければ、結果もついてきません。結果が出ないとモチベーションも下がるので、みんなが楽しく働いて結果が出る、良いサイクルを作りたいんです。
「楽しく働く」ことが、最高のパフォーマンスに繋がるのですね。今後の目標について教えてください。
現在、管理を担う社員の採用と育成が課題となっています。今後は、現場をよく知るアルバイトスタッフからの「社員登用」を積極的に進めていきたいです。現場の170名ものスタッフには、日々本当に助けられています。従業員やそのご家族がこの仕事を通じて少しでも幸せになってくれること、そして周囲から「大和郡山には優秀な人が揃っているね」と言ってもらえるような魅力的な営業所を、これからも作っていきたいです。


